歴史ある若い会社へ、リブランディング。PROJECT - コーポレートブランディングCLIENT - 光栄電気通信工業株式会社（福島県郡山市）TERM - 2020/01～2020/10

きっかけは、求人広告の取材から

福島県郡山市を本拠地に、県内全域の電気通信・電気設備・消防設備など各種工事で、県内の暮らしを支えてきた光栄電気通信工業様。現社長は3代目で、今後50年先、100年先を見据えたコーポレート・リブランディングをご検討中でした。 社長に最初にお会いしたのは、求人広告の取材のために私が本社を訪問した時のこと。電気工事士の募集広告の取材でしたが、その時の社長は表情がやわらかく、社員想いの印象が強かったのを覚えています。 事業も順調に拡大し、そのための人員確保が必要でした。 社長から、会社の歴史、ご自身が社長職を引き継いだ経緯などを伺っていくうちに、会社の知名度を高めると同時に、働く社員達が「長くこの会社で働いていきたい」「自分の子どもにも自慢したい」と思える会社にしていきたいんだ、という言葉が印象的でした。

「歴史ある若い会社」へのリブランディング

正式にブランディングプロジェクトを承ったのは2020年1月。まず私が社長と直接お会いして約3時間、会社の未来像について徹底的に議論しました。「地元への貢献・恩返し」「社員の働きがい向上」「会社の採用力を高める」この3点が大きなテーマに。 創業から半世紀をこえる歴史ある会社に、「若々しさ」と「未来への期待」を込めることがリブランディングのコンセプトに決まり、ビジョンの言語化・ブランドイメージの刷新を行うことに決定。社長との数度のミーティングを経て、以下のようなビジョンとブランドイメージが完成しました。

未来へつないでいく、KOUEIの想い

その後第2フェーズの取組みとして、WEBサイトの刷新、各種ステーショナリーのデザインなどを担当させて頂きました。2020年9月には、WEBサイトのための取材・撮影を2日間にわたり敢行。途中郡山へ向かう道中では、私が急ぐあまりスピード違反でオービスの罠にはまるというプレゼントも頂きました。 大きな震災に見舞われた福島で、未来へ貢献していきたいという光栄電気通信工業様のますますの発展を、心より願っております。