つい相談したくなる、住まいの専門家の顔づくりPROJECT - サービス設計／WEBサイト制作CLIENT - 合同会社GIMPER（東京都新宿区）TERM - 2021/01～現在

サービスの言語化から始まった、WEBサイト制作

自分にとって一番の住まいって何だろう？　その答えをいっしょに探す専門家の役割を持っているのが、合同会社GIMPERです。建築・不動産・金融にまたがる知識を活かして、住まいに関するあらゆる取引をサポートするビジネス。ところがそのサービスの幅の広さから、どう広告・宣伝するべきかに悩んでおられました。ご依頼いただいたのはWEBサイトの制作でしたが、制作を始める前に、数ヶ月かけてサービスの全体像を整理することをご提案。お客様は誰なのか。どんな気持ちでサイトに訪れるのか。仮説を立て、議論を重ね、ひとつひとつ言語化していきました。

適度にボケたイラストで、カスタマーとの距離を縮める

最も気をつけたのは「事業のスタートアップフェーズで専門家というポジションをどう獲っていくか」という点です。会社設立前も含めれば、相談人数は100を超えているため実績は豊富。でも、それだけじゃカスタマーの心は動かない。心の距離を縮めるため、2つのことに取り組みました。ひとつはみんなが気になる住宅購入に関するQ&Aの設定。ペアローンや格安物件などの一見、メリットだらけの内容に関する落とし穴について言及しました。そしてもうひとつの気を付けたところが世界観です。採用したのは適度にボケをかましたコミカルなトンマナ。正直、最初はGIMPER様も戸惑っておられましたが「カスタマーとの心の距離を縮めるために必要な顔」という意図についてご理解をいただき、最終決定いたしました。

納品後、GIMPER様主催の打ち上げで大盛り上がり！

「とても満足しているので、制作スタッフのみなさんへのお礼がしたい」。納品後、GIMPER様から大変ありがたいご連絡をいただきました。ご招待いただいたのは、新宿のものすごく雰囲気のいいドイツ料理店。料理も接客も最高でした。散々振り回してしまったデザイナー、エンジニアも喜んでくれたみたいで私のメンツも守られました。そしてその後のお礼メールに「目の前のお客様の課題を解決することは得意だけれど、広く相手に伝わるような発信をするのは苦手。そこで力を貸してもらえたのはありがたかったです」とご連絡いただいたメール。これは一生大切にしようと思います。現在はロゴマークの開発も進んでおり、ますますご支援に力が入ります。